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スローフードの国イタリア トスカーナのローカル色豊かな食事 [仕事のはなし]

ここで、イタリアのスローフード運動について少しだけ触れておきたい。
イタリアのスローフード運動をご存知だろうか。1986年にローマのスペイン広場にマクドナルドが開店したことをきっかけに、伝統的な食文化を守ろうとする運動が始まったとされ、比較的最近始まった活動のようだ。「スローフード」という言葉は、マクドやケンタ等に代表される「ファストフード」と対極にある言葉で、イタリアにはスローフード協会が設立され、現在イタリア国内で4万人、世界各国に8万人以上の会員を有する国際組織となっているとのことだ。活動の主旨は、伝統的な食材や料理、質のよい食品を持続可能にして未来に残していくことやクオリティの高い食材を提供する生産者を支えること、伝統的な食事、素朴だがしっかりとした食材、有機農業、健康な食生活など幅広いテーマをもって活動されているようだ。

マクドナルドについて触れておくと、日本のマクドナルドは約3600店で、店舗数はアメリカに次いで世界第2位、100万人あたり店舗数は30で、イタリアの店舗数は約400店(人口は約6000万人)で、100万人あたり店舗数は6.7と日本の4分の1以下だ。ヨーロッパの国々ではアメリカ文化への批判的な意見や昔ながらの食文化を大事にしようとする意識が強いことも影響して、各国ともに日本に比べて店舗数は少ないのが特徴だ。日本以外で店舗数が多いのは、アメリカ、カナダ、豪州、中国、香港など。ヨーロッパでもっとも店舗数の多いスウェーデンでも100万人あたり25なので、フランスやイタリアなど農業が盛んで昔ながらの食文化を大切にするEUの国々ではなかなかマクドナルドのようなファストフードを受け入れようとする素地が少ないのだろう。

では、日本ではどうだろうか。実はファストフードは、食料自給率(カロリーベース)の低下と相反するように拡大し国民に定着してきた。日本人は食については比較的懐が深く、昔ながらの日本食を大切にしながらもパン食や牛・豚肉、ポテトなど海外の食文化を積極的に受け入れながら独特の日本型食生活を構築してきた。こうした懐の深さが結果的に便利で安いファストフードを受け入れ拡大してきたのだろう。またデフレの定着も相まって、地域に根ざした食文化や食生活がどんどん後退し、最近では日本全国どこに行っても、特にロードサイドやショッピングセンターでは同じレストランや居酒屋、ファストフードという状況が生まれた。野菜もしかり、地域に根ざした伝統野菜は生産効率が悪いこともあり年々後退し、一年中販売できる生産効率の良い品種改良がすすんだ野菜が中心となっている。
和食がユネスコの無形文化遺産に指定されたことを契機に、ぜひ日本でも伝統的な食を大切にし、今の食を考え直す機会を作っていきたいものだ。

①ビンチ(vinci)村の農家民宿で食べた夕食
トスカーナ特産の生ハム(プロシュート)とサラミ、自家製の無塩パンと羊のチーズ(ブルスケッタ)、トマトとパンの粥(パッパ・コル・ポモドーロ)と自家製のぶどうで作った赤ワインで、まずは空腹を満たす。
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②メインはトスカーナ名物の兎と放し飼いの鶏、豚スペアリブと自家製生ウインナー(セルヴァッジーナ)のロースト
シンプルで素材の味が生きたローストは最高の味だ。
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★おまけ★
③トスカーナ名物、茄子とズッキーニの炭火焼 夕食で出された前菜だ。余計な味付けをしないで素材を生かした料理はとてもおいしかった。
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②フィレンツェの旧市街のはずれにある小さなトラットリア。何気なく路地裏のレストランに入った。創業が1800年と非常に歴史が古く、観光客がまったく寄り付かない、地元の方が立ち寄る素朴なレストランだ。ハウスワインとパン、メインはイカのほうれん草炒めだ。
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スローフードの国イタリア トスカーナ州を訪問 [仕事のはなし]

4月に入り、農作業は播種やマルチ張りなどピークを迎えているが、先週は畑仕事を休んで、仕事でイタリアトスカーナ州を訪問した。

①イタリアトスカーナ州の州都は英語名ではフローレンス、イタリア語名ではフィレンツェ、日本ではフィレンツェ(Firenze)のほうが馴染みがある。フィレンツェは人口約35万人の古都で、旧市街はユネスコの世界遺産に指定されている。しかし車で30分も走るとのどかな田園風景が広がる、まさにトスカーナの田舎だ。
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②トスカーナ州は気候に恵まれ、搾油用のオリーブやワイン向けのブドウの栽培が盛んな他、この時期は茄子、ズッキーニ、アンティチョーク、豆類などの野菜が豊富だ。また豚や鶏、牛の飼育も盛んで、生ハムやチーズも名物だ。今回はフィレンツェから車で30分程度の距離にあるVinci村の食品工場を訪問したが、宿泊できる施設が少ないので村にある「アグリツーリズモ」、日本でいうグリーンツーリズムに参加している農家民宿に泊まった。
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③村中に広がるオリーブの畑、11月になると木からオリーブの実をたたき落として、村にある搾油工場でオリーブオイルに加工するのだ。
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④Vinci村の農家民宿で食べた食事は、地元の食材を大切にした、まさにスローフードであった。外食の値段は日本よりはるかに高いが、旬の素材、地元の素材を生かした手作りの料理を食べようとすると20-30ユーロはかかってしまうのだ。宿泊した農家自らが栽培したブドウとオリーブで作った赤ワインとオリーブオイルが振る舞われる。ワインはインディカツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ (Indicazione Geografica Tipica、IGT)と呼ばれ生産地が記されたローカルな赤ワインだ。またオリーブオイルは村にあるオイル工場で絞ったエキストラバージンタイプの風味の良いオイルで、瓶にはEUのPGI – 地理的表示保護のマークと栽培年が記載されている。
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次回はスローフードとそれを実践するイタリアの食事について紹介したい。


目黒川の桜  [仕事のはなし]

今日は土曜日だが、年度末ということもあり朝から仕事に出かけた。農作業の方は、いよい来週5日から夏野菜の作付けが始まる。東京や横浜では、桜が開花しはじめ、五分咲き程度らしいので、通勤途中にある桜の名所目黒川沿いの桜を見学に行った。

まだ4-5分咲き程度なので、来週4~6日あたりが満開だろうか。早朝なのでゆっくり桜の花を楽しむことができた。ここ目黒川は桜がとても有名なので、週末のお昼頃になると混み合ってゆっくり桜を見られる状況ではなくなるので、早い時間の見学をお勧めする。

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東横線渋谷駅 最後の日 [仕事のはなし]

農業には無関係な話題。普段通勤に使っている東急東横線の渋谷駅地上ホームがいよいよ今日で最終日。朝方は普段と変わりない様子だったが、帰宅時には「鉄っちゃん」だけでなく、渋谷駅の最後を惜しむ大勢の人が詰めかけ大変な騒ぎとなっていた。

①東横線の渋谷駅ホームは、電車や駅名表を撮影しようとする人でごった返している。電車に乗るのもひと苦労だ。
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②東横線渋谷駅は開設されて実に85年ということで長い歴史に今日幕が引かれる。名残惜しい限りだ。東横線にお世話になって約20年、一時田園都市線に切り替えた時期もあったが、グリーンラインが開通してからはずっとお世話になっている。東横線はダイヤの乱れも少なく、雪や風にも強く、震災のときも復旧が早かった。また疲れて帰る時に渋谷から座れるのが高ポイントだったが、来週月曜日からは山手線との乗り換えも遠く大変になるし、ダイヤの乱れも心配。田園都市線のようになってしまわないかとても心配だ。さてどうなることやら・・・・。
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③鉄道ファンが詰めかけて渋谷駅のホームはごった返している。この混雑は終電まで続くのだろう。桜木町最後の日もかなりすごかったが、きっとそれを上回る状況になるのだろう。
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④渋谷駅の脇にある東口の大歩道橋も大勢の人でごった返している。TVニュースの取材陣もたくさんいて、まるでお祭り騒ぎだ。
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全国的に水、米などの基礎食品の不足が深刻な状況 [仕事のはなし]

私は都内の団体で食品関係の商品開発を行っているが、11日の夜から支援物資の手配のため事務所に詰めている。わが社では地震発生直後に対策本部を立ち上げて、11日夜から被害状況の確認、職員や取引先の安否確認を行うとともに被災者への支援物資の手配を行ってきた。

16日現在、毛布、カイロ、水、ビスケット、カップラーメン、オムツ、歯磨き・歯ブラシなどの物資を10トン車で約110台分、1000トン以上を埼玉県のデポから宮城、福島、岩手の被災地に届けてきた。
当初は、すぐに口に入れられるビスケットや水、寒さをしのぐカイロなどの要望が強かったが、その後、物資を輸送したり自家発電用するための軽油や灯油燃料が不足しタンクローリーで仙台まで運んだ。現在は炊き出し用の道具や野菜、調味料などの食材、衣類、衛生用品などへの要望が強くなっており、時間が経つにつれて要望が変化してきている。
今日あたりから、各地で電力が回復し、電話が通じるようになりずいぶん状況が改善されてきたので、被災地も落ち着きを取り戻しつつある。

一方首都圏はじめ各地で深刻化しているのが物不足だ。
まずは米。現在の状況は、ひとくちで言うと、産地からの玄米の供給がうまくいかず店頭在庫が足りないため、よけいに消費者の買いだめを誘発しているというのが現状だ。東日本で消費される米は東北地方が主産地であるが、地震による交通の混乱で、玄米を首都圏の精米工場に送って精米して小売店に届けることができなくなっている。玄米は産地には十分在庫があるのに、軽油やガソリンが手に入らないことや東北道が支援物資輸送専用となっており、通常物資の輸送ができないことから、運送業者が首都圏に車を出したがらないのだ。これを受けてわが社では秋田、岩手、山形の米産地から、玄米を首都圏の精米工場に運ぶための車の手配を開始した。
次に水。ミネラルウオーターの肝は、ペットボトルの手当てと製造後の商品輸送だ。ペットボトルの原料は、東日本では主として鹿島地区のコンビナートにある企業で製造されたレジンを原料として使用しているが、鹿島のコンビナートが被災していることから原料供給が滞っているらしい。またペットボトルのフタ、フィルムを製造する企業も茨城県に集中しており、工場や保管倉庫が被災して供給が滞っている。さらに生産したミネラルウォーターの輸送も米と同様に燃料問題がネックになってうまくいっていない。こうしたトラブルが重なって製品の供給が滞り、このことがまた消費者の買占めを誘発しているのだ。
また時間があれば、現状について情報発信していきたい。





特別純米酒 産直ささのくら  [仕事のはなし]

今日は、ササニシキのお酒「ささのくら」を紹介したい。
先日、仙台の取引先を訪問した際、かつてお世話になったTさんに偶然お会いした。
その際、「ささのくら」なる日本酒をいただいたのだが、これがなかなかうまい酒で、調べたところ、
いろいろとうんちくがある酒だと言うことがわかった。

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せっかくの貴重なお酒なので、先週、山下農園の収穫祭の幹事で打ち上げを行った際に試飲
したが、なかなかフルーティーでうまく評判は上々、日本酒と言うより米のワインと言った感じだ。

日本酒は、山田錦や美山錦などの酒米を原料とするのが常だが、この酒はササニシキを使用
し、しかも地元大崎市の生産者指定のコープ産直米100%ということなのだ。
醸造適性が高い「醸造好適米」は、たんぱく質の含有率が低く、心白と呼ばれるでんぷん質の
白い部分が米粒の真ん中にあるものが良い酒米とされているらしいので、食べてうまい米は酒に
は向かないというのが常識らしい。
本来、主食用米であるササニシキは酒には向かないはずだが、開発担当のTさんと酒造メーカー
の熱意が良い酒を生み出したのだろう。
ところで、この酒を製造しているのはあの有名な一の蔵なのだ。なるほどうまいわけだ。

米の消費が減り、耕作面積も減少しているが、米の価格も下落傾向だ。このままでは日本人の
主食である米の未来は厳しい。こうした中で主食用米をお酒に出来るのであれば、米粉などの
新規需要米や冷凍米飯向けなどの加工用米以外にも用途が広がり、普段食べているお米が
お酒になるということになれば、消費拡大にもつながるのではないかと思う。
生産者にとっての価格と消費者にとっての価値のバランスがどの程度取れるのかが課題かも
しれないが、小さいことでもとにかくやれることから実行していく必要があるのではないだろうか。

ガンバレ!ささのくら

■産直ささのくらのの概要
原  料 =「産直ふるさと米ササニシキ」
精米歩合 =55%
度  数 =15度~16度
販売数量 =720mlで 限定2200本とのこと
製  造 = 一の蔵 宮城県大崎市   


さぬきの夢2000(香川県産小麦)の収穫 讃岐うどんの故郷を訪問 その① [仕事のはなし]

6月4日、取引先のバイヤーのみなさんと一緒に「さぬきの夢2000」の収穫と冷凍うどん工場を見学するため香川県に向かった。これまで我が社の冷凍うどんは北海道産小麦中心の国内麦讃岐うどんを販売していたが、昨秋から香川県産小麦「さぬきの夢2000」に原料小麦を全面的に切り替えリニューアルしたのだ。

①「さぬきの夢2000」の収穫が真っ盛り、飯山町の農事組合法人を訪問し収穫を見学させていただいた。コンバインで一気に収穫していく。讃岐富士として有名な飯野山の姿が印象的だ。
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②香川県の小麦は、水田の裏作として稲刈りの後11月中旬から播種が始まり、翌年6月上~中旬に収穫される。今年の小麦は、昨秋の播種時に降雨が多く品質、反収ともに思わしくないとのこと。収穫されたさぬきの夢と豪州産のうどん専用種ASWを比較すると、さぬきの夢の方がやや色が濃く小粒傾向だ。
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クリスマス気分の北欧デンマーク<その2> [仕事のはなし]

先週に引き続きデンマーク出張報告の第2弾だ。 ホーセンスでの仕事は、主に工場で我々が仕入れる製品の品質協議と工場内の工程点検だ。 ところで、デンマークでは、スーパーで買い物に困っ時も、道に迷ったときにも、英語を話せない人に出会ったことがない。日本における第二外国語というレベルを超えた流暢な英語に驚いてしまう。デンマークの語学教育水準は相当高いものがあるのではないだろうか。6年前に養豚農家を訪問したときも、おじいちゃん、おばあちゃんはみんな英会話が達者で驚いた。日本で道を聞いて流暢な英語で答えが返ってくることはまずないだろう。 ということで、工場でも当然のことのように英語でいろんな話をされるので、英会話が苦手な僕としては本当に困ってしまう。お願いだからデンマーク語をしゃべって!通訳してっという心境だ。

①工場のLUNCH:デンマークではスモークサーモン、海老、豚肉、チーズ、ニシンの酢漬け等と野菜を皿に盛り付けて、パンと一緒に食べるスモーブロー(smoerrebroed)というのが一般的なのだ。レストランと違って、普通の家庭や工場では写真のように適当に盛り付けて食べるのだ。冷たい調理が苦手な自分としては、この食事は辛いものがある。冬なので、日本人としては暖かいシチューやスープが飲みたいのだが。lunch-1.jpg
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②ホーセンスでの仕事を終えて、デンマーク国鉄の列車でコペンハーゲンに移動して、チボリ公園で食事をすることにした。チボリ公園は10月いっぱいで冬季の閉園に入るのだが、クリスマスが近づくと公園全体をイルミネーションで装飾してふただびクリスマスまでの期間限定でオープンするのだ。 デンマークの冬は夜が長く天気が悪いことも多いので、クリスマスまでのつかの間のお楽しみといったところだろうか。日本ではこの時期、紅葉と秋の味覚でいちばん楽しい時期なのだが、お国が変わると状況も違うもんだと納得する。
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③チボリ公園の中にあるレストランでティピカルデニッシュをいただく。 デンマークでは、皮付き肉のローストポークや甘酢に漬け込んだサーモン、血の豚ソーセージ、酢付けのイワシなどをアクアビットと呼ばれるじゃが芋から作った強~いスピリッツ(お酒)と一緒に食べるのだそうだ。これも冷たい料理ばかりなので僕には少しきつかった。また締めはアーモンド入りのライスプディングが定番だそうで、だいのおじさんが酒を飲んだ後にむしゃむしゃ食べている。
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ライスプディングは、ジャムをたっぷりつけていただく。
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デンマーク出張の報告はこれでおしまい。次週からは再び農作業の報告を真面目にすることにしたい。

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クリスマス気分の北欧デンマーク<その1> [仕事のはなし]

仕事が忙しくて農作業に行けない日が続いている。 先週末も土曜日は会議、日曜日から今日まで、急遽デンマークに出張となってしまったため、またまた農作業を休んでしまった。

山下農園では、大根、カブ、白菜、キャベツ、カリフラワーが収穫適期になっているはずで、京水菜や菊菜、レタスなどは収穫期を完全に逃し、強くなってしまっているのではないだろうか。 池辺農園でも先週末に「さつま芋掘り」と玉ねぎの作付け行ったが、残念ながら参加できなかった。 ということで、今週はクリスマスの雰囲気いっぱいのデンマークについて報告したい。

デンマークに行くのは、2003年以来、実に6年ぶりだ。 当時は、デンマークから豚肉を仕入れていたので、ユトランド半島の大手豚肉加工場をよく訪問していた。 今回はルフトハンザのフランクフルト経由でビルンドに降り立ち、ホーセンスに向かった。

①ルフトハンザ成田便のエコノミークラスは、未だにパーソナル画面がない旧式タイプ。
ルフトハンザの考え方が良く出ている。成田からフランクフルトまで12時間弱の強行軍だ。毎度のこととは言えヨーロッパまでの丸一日を狭いシートで過ごすのは辛い時間だ。
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②日曜日夜のホーセンスは閑散とし人気がない。日曜日の夜は家族で夕食をとるのがデンマークの習慣らしい。
私が住む都筑区でも同じで、最近は不景気の影響もあり、日曜日夜の外食は、お客の引きが早いのだ。ここホーセンスのホテルは早くもクリスマスモード全開、玄関を入ると、熊を抱いたサンタさんと綺麗なイルミネーションが迎えてくたれる。
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北海道十勝地方の馬鈴薯 収穫真っ盛りの生産者を訪問<2> [仕事のはなし]

先週に引き続き、北海道十勝地区の農産物の状況について報告したい。
①北海道芽室町の馬鈴薯圃場を視察(9/11)

天候不順(多雨と日照不足)の影響で成長が遅れているため、収穫も1週間程度遅らせているとのことであったが、9月に入り収穫が本格化してきた。訪問した芽室町の圃場では、ポテトチップメーカー向けの「トヨシロ」収穫の真っ最中であった。我々が仕入れているのは冷凍フライ用途としてすぐれた品質の「北海こがね」が中心であるが、「トヨシロ」もハッシュドポテトなどに利用し消費者の高い評価を得ている。

右側の茶色っぽい畝が「トヨシロ」で収穫適期となっている。左側の青っぽい畝が「マチルダ」で、これはホクレンがスウェーデンから導入した小玉品種で、甘くて、ホクホク感が強いのが特徴。収穫は10月に入ってからとのことだが、生鮮としての流通は少なく、主として外食や中食用の加工用として流通しているらしい。この芋は芽室町以外で栽培することを認めていないそうだ。とても甘くてホクホクしているので、我々としてもなんとか使ってみたい芋である。 馬鈴薯.jpg
十勝地方では、シストセンチュウという病気が一部ではやっているらしく、最悪の場合じゃが芋が枯れてしまうとのことで、圃場に立ち入る際には、ご覧のようなビニルを靴の上から履いて対策を取ってからの入場となる。写真は、JAめむろの方からマチルダについての説明を受けている様子。
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②秋撒き小麦が早々と芽を出してきた(芽室町)
馬鈴薯圃場向かいでは、早くも小麦の芽が一斉に出ている。恐らく、枝豆かコーンの後に直播をしたのであろう。09年産の小麦は、6-7月の長雨と低温により大幅な収穫減となったようだ。聞くところによると平年の半分以下という地域もあるようで、国内麦の需要をまかなえるのか懸念される状況だ。一方で09年産の価格は、昨夏の入札で約40%も上がっており、各製粉メーカーは国内麦の値上げを検討中とのことで需要減退が懸念されるところだ。一方輸入小麦は10月から15%程度価格が下がると言われているが、政権交代により役所の業務がストップしているようで、こちらも予断を許さない状況だ。 来夏の小麦は豊作であってほしいと願うばかりだ。 秋まき小麦N.jpg

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北海道 十勝地方のコーンと枝豆 収穫真っ盛りの生産者を訪問<1> [仕事のはなし]

毎年、得意先のバイヤーと一緒に、収穫真っ盛りの十勝を訪問し、とうもろこし、枝豆、インゲン、馬鈴薯等の作況調査や産地の皆さんと情報交換を行っている。今年も9月10-11日に、全国から集まった9名のバイヤーとともに北海道士幌町と芽室町の生産者を訪問し、コーン、枝豆、馬鈴薯の圃場と凍菜加工場を見学し意見交換を行った。

①北海道士幌町のとうもろこし圃場を訪問し収穫状況を見学(9/10)
今年は、雨と低温の影響で作柄がたいへん悪く、平年の20%減とのこと。お盆明けから天候が良くなったことから、奇跡的に生育が回復したものの、6-7月の雨天と低温がそのまま続いていたら最悪の事態に陥っていたかもしれない。圃場見学の後、粒コーンの冷凍加工場を見学した。北海道産のとうもろこしはアメリカ産に比べて2倍程度価格が高いにもかかわらず、販売量は毎年伸長しており、需要が伸びているのだ。さあ、今年も十分売れるだけのとうもろこしを確保できた。生産者のみなさんに感謝!

広大な圃場ではコンバインが手早く収穫を行い工場に運搬する。とうもろこしは鮮度が命で、収穫直後から鮮度劣化が始まり糖度もどんどん落ちていく。士幌町では、収穫から冷凍加工まで4時間を目途に作業しているとのこと。畑ごとの生育状況と工場稼動を見ながら、タイミングよく収穫し工場に搬入して、すぐに加工していくというのは、まさに神業である。コーン.jpg

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②北海道芽室町の枝豆圃場を見学(9/11)
北海道芽室町では、昨年から大型ハーベスターを導入し収穫の効率化を図っている。ハーベスターはフランスから輸入されたもので、芽室町と中札内村で計6台が稼動しているとのこと。枝豆の収穫適期は3日ほどしかなく、しかも収穫直後からどんどん劣化し糖度が落ちてしまうため、できるだけ早く冷凍加工を行う必要があるのだ。大型収穫機の導入により、農家の負担は軽減され収穫歩留まりも向上したとのこと。

価格志向が強まる中、冷凍食品売り場や居酒屋では、中国産、タイ産、台湾産の枝豆が一般的だが、我々は北海道産枝豆を中心に販売している。もちろん台湾産も扱っているが北海道産の方が2倍以上価格が高いにもかかわらず人気がある。北海道は気候の関係から年一作なので栽培効率は決して良くないが、虫食いか少なく、甘みが強く、気温が低いため本州や台湾、タイ、中国(メインは福建省)に比べて農薬使用量は格段に少ない)ため、消費者にもメリットが大きいのだ。

芽室町では昨年から大型のハーベスターを3台導入し収穫作業を行っている。この面積を収穫するのに、従来は2日間かけて農家毎に作業していたが、新型ハーベスターを導入したことで、4-5時間で収穫できるようになったとのこと。実は作業の軽減だけでなく鮮度管理の面でもメリットが大きいのだ。
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今年は天候不順による不作が心配されたが、いざふたを開けてみると、枝豆は比較的順調に成育し、昨年よりも作柄が良くほぼ平年作に近いとのこと。ご覧の通り、玉付きのよいサヤがたくさんぶら下がっている。

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4月10日田園都市線 準急のダイヤ [仕事のはなし]

4月5日のダイヤ改正以来、ウオッチしてきた田都準急の運行だが、4日間で一度も定時運行されず、ダイヤ改正前の急行よりもむしろ遅れがひどいというのが実態である。今日の運行状況についてレポートしたい。 ※ちなみに今日は大幅延着のため、遅刻してしまった。
<急行押上行>
   あざみ野 →溝の口 → 二子玉川→ 三軒茶屋 →渋谷
従来  8:21   8:33    8:37    8:45   8:50
<準急押上行>
   あざみ野 →溝の口 →二子玉川 → 三軒茶屋 →渋谷
新ダイヤ8:21   8:33    8:37    8:47   8:52
本日  8:21   8:33    8:37    8:51   8:58
※ダイヤ改正以来毎日延着→本日は特に混雑が激しく、桜新町~渋谷間でノロノロ運転。
※結局6分の延着→車内はそこそこの混雑でたいした事はないのに、線路上は団子運転でどうしようもない状態。
※先日も指摘したが、根本的な解決策としては、渋谷駅の上り線2線化しかないと考える。産経新聞朝刊に記事があったが、バイパスとして期待される大井町線の急行化と溝の口延伸効果は混雑率緩和効果としては5%以下というレベルで、抜本的解決にならないことは明白である。 ※今週は、特に下り18時以後の中央林間方面行きの急行がひどい混みようで、朝の渋谷方面行きよりも混雑している。また遅延も日常化しており今日も2分の延着。本当に八方塞の田都である。 東急さんどうするおつもりですか、この悲惨な状況を・・・。
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いつ終わる田園の憂うつ 田園都市線禁断の選択 [仕事のはなし]

本日(4/5)より、『田都』の8時台に渋谷到着の急行13本が準急に格下げされ、二子玉川~渋谷間が各駅停車となった。実は『田都』のダイヤ改正があちこちで報道され話題となっているのだ。アエラ、産経新聞、TV東京ワールドビジネスサテライト、混雑緩和のために電車の所要時間を延ばすと言うのはこれまでの価値観ではありえないことだったのだ。少子高齢化、団塊の退職等、鉄道業にとって明るい話がない中、田都だけは例外。2025年まで沿線人口が増加しつづけるらしい。みなさんも、松下がレッツノートの耐久性を検証したとされる田都の混雑ぶりを一度お試しあれ!本日の運行状況と効果のほどは以下のとおり。

<急行押上行> あざみ野 →溝の口 → 二子玉川→三軒茶屋 →   渋谷
従来のダイヤ    8:17    8:28    8:32    8:41    8:46                                       一年以上利用しているが、一度も定刻に到着した経験がない。                        ①昨日の運行    8:17    8:28    8:32    8:41    8:49                                       週のうち3-4日は数分程度の遅れ。この程度では車内お詫び放送なし。
②先週の運行    8:17    8:28    8:32    8:42    8:52                                       週のうち1-3日は5分以上の遅れ。最近はこれでもお車内詫び放送をしなくなった。

<準急押上行>  あざみ野 →溝の口 →二子玉川→三軒茶屋 →   渋谷
新ダイヤ       8:17    8:28    8:32    8:43    8:47                                       
急行より1分の所要時間アップだが、各停も到達が早くなり乗客が分散するのでメリットある予測。
本日の到着時間  8:17    8:28    8:32    8:46    8:53                                        結局定刻より6分遅れ。ニコタマを出てからずっとノロノロ運転、車内は今までより空いている。

●初日のまとめ
・乗客数は各駅停車への分散が進み、区間急行の混雑がいくぶん改善された気がする。
・用賀発までは定刻であったが、その後ずっとノロノロ運転で、結局6分遅れで渋谷到着。
・今日の運行を見る限り、準急への格下げ効果はまったくなし。
・田都はとにかく乗降客が多いので、乗り降りに時間が掛かってドアがなかなか閉められず、結局定刻どおり発車できないため、その十数秒が重なって、5分、10分の遅れに繋がるのであろう。          ・ちなみに、今日は帰り(19時台)の急行も、混雑のため前の各停が遅れて、その影響でノロノロ運転が続き3分程度の遅れが生じた。帰りの遅れもほぼ毎日。                             ・田都の特徴は朝の渋谷方面と同等以上に、夕方の中央林間方面が混雑すると言うこと。とにかく輸送人員が多すぎて完全にキャパオーバーというのが実態である。

今週は、新年度のスタートで乗客数が多いこともあるので、来週以降も検証してみることにしたい。

中央大学田口先生(研究室)の田園都市線遅に関する論文                                                →http://www.ise.chuo-u.ac.jp/ise-labs/taguchi-lab/

産経新聞(3.29朝刊より)


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